フライパンを焼く??
先日、髙野シェフがフライパンを焼いてました。
はい。フライパンで何かを焼いていたのではなくてフライパンを焼いていたのです。
私「???何やってるんですか?」
髙野シェフ「フライパン焼いてるんだよ」
私「いやいや見ればわかりますけど、なんでこんなことするんですか??」
・・・・・
結構常識みたいですが、油を馴染ませやすくするための
空焼きというお手入れ方法だそうです。
空焼き後はフライパンの焦げ付きをかなり抑えることができるんだとか。
以下、おおまかにですが空焼きの手順です。
①鉄フライパンのハンドル部分から焼き始める
フライパンを手前に傾け、強火でハンドルに近い部分から焼き始め、フライパンの色が青色っぽくなるまで焼きます。
②鉄フライパンを回しながら全体を均一に焼く
フライパンの角度を変えながら左右を均一に焼いていきます。最後にハンドルから一番遠い部分を焼いて、全体の色が均
一になればOKです!
③鉄フライパンを冷まして油を擦り込む
均一に色が付いたら鉄フライパンを手で触れるぐらいの温度まで冷まします。
最後に火を止めて先ほどの油を戻したら、キッチンタオルですり込むように
内側から外側の順で拭きます。これで空焼き完了です。
最近ではIHが主流になりつつありますが、ガスコンロで鉄製のフライパンを
お使いの方はお試しあれ!
※テフロンと呼ばれる「フッ素樹脂加工」されたフライパンでは
空焼きはできません。鉄製のフライパンのお手入れ方法ですのでご注意ください。